カラー印刷について

さまざまな印刷方法

インクジェット印刷について

dp_darwin_wave最近では紙ベースのフルカラー印刷はレーザープリンターやインクジェットプリンターの普及により一般家庭でも簡単に行われるようになってきました。インクジェット印刷の技術を利用してWINでも様々な素材にフルカラー印刷を施すことができるようになってきました。直接印刷対象物に印刷するためダイレクト印刷と呼ぶこともあります。

インクジェット印刷の特徴

dp_bg_plateアクリル素材や金属製プレート、ガラス製品まで特殊な技術が必要ですが写真やグラデーションの入ったデータを印刷できます。版が必要なくデータ出力により印刷可能ですので1個1個の差し替えが容易にできるのも特徴です。

印刷対象物に関する注意点

まず印刷対象物は表面が平らかまたは平らに近いものに限ります。ノズルとの距離が対象物と一定の距離でないと離れたところは遠くからスプレーを吹き付けたようにぼやけた仕上がりになります。また対象物に一定以上の厚みがあるとノズルが当たってしまい印刷できません。WINカタログのトロフィー・表彰楯の中でも印刷可能なものとできないものがございますので、ぜひお問い合わせください。

印刷データに関する注意点

インクジェット印刷に使用するインクは透過性インクを使用していますので、対象物の地色を反映します。例えば金属のプレートなら金属の質感を活かした印刷も可能ですが、カラー優先で裏面の地色が出ない仕様を希望される場合は不透過性の白色インクを先に印刷してからカラー印刷します。その場合はデータ作成時に白色のみのデータと通常のカラーデータの2パターンが必要になります。

シルク印刷について

以前よりWINではカラー印刷の主力としてシルク印刷があります。特にプレート印刷などをこの方法で行ってきました。シルク印刷は1色づつ版を作成し刷っていきます。単色印刷のためグラデーションなどを表現することはできませんが、単色または2色程度の同じものを量産する印刷する方法としては有効です。特色に関してはその都度インクの色を配合しますので多少の色目の違いは出ますが調色も可能です。特に薄い色目(例えば白や黄色)の印刷は地色の影響を受けることがあります。

オフセット印刷について

平版印刷の一つとしてこのオフセット印刷があります。4色(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー、K:ブラック)に分解したデータを1色づつ刷ってフルカラーに仕上げる方法です。版の作成が必要で大量生産を基本としており、WINでは一部印刷バッジやメンバーズカード作成などの際に使用しています。

パッド印刷について

平版印刷ではできないような少々の凹凸や曲面に印刷する方法としてパッド印刷があります。ただし大きさが限られており一般的には30mm角程度までの版に限られます。SPグッズなどへの名入れでシルク印刷が不可能な場合こちらのパッド印刷をおすすめさせていただくこともあります。

その他のカラー表現方法

その他のカラー表現方法としてオリジナルデジタル転写もWINでは大活躍しています。

デジタル転写について

golfデジタル転写は、WINの表彰楯の中で最もポピュラーなフルカラー対応可能な方法です。プレートにはアルミ素材で表面を梨地加工したシルバー色のプレートを使用しております。

デジタル転写の特徴

asl_13_cyoujyu写真やイラスト・マークなどをフルカラーで入れることができ、1枚からの製作ができるため1枚1枚のデータの差し替えも可能です。仕上がりはプレートの素材の色が反映しますのでデータの白色部分はプレートの金属色となり高級なイメージに仕上がります。ただし、実際の写真やイラストの色彩とは若干違った色目の仕上がりとなります。

 

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